2006年04月03日

結末…

いつも読んでくれてありがとうございます。
さあ今日はどれくらいの人が読んでくれているのかな?
****************

今回はお約束した「チャレンジウォーク」の結末でございます。

5泊6日の子ども達の冒険の旅。
兵庫県を歩いて縦断するというだけの旅。
大人は役立たずに徹するという旅。

昨日が最終日でございました。
そして、皆様お待ちかねの子ども達の結末は…

060402_1254~01.jpg

ご覧のとおりです。
バックは日本海です。
そう、子ども達全員がね
瀬戸内海から歩いて行って、日本海に出会えることができたんですよ。

全員です。

残念!! 主催者としては企画の段階で
「子ども達に挫折というものを味わってもらう」という事も
目的のひとつに挙げていましたから、
全員がゴールしてしまうのは、企画者としては目的半分達成。
だから残念。

実は5回目を迎えるチャレンジウォーク
今までに1回目からリタイヤ者は1人だけ。
だから、リタイヤ者を増やすために
あの手、この手を加えてどんどん過酷にしていってたんです。

でも、もうお手上げ。
子ども達は、どうやっても達成してしまう。
君達の勝ちです。
同行の大人が、役立たずだろうが、
雨が降ろうが、雪が降ろうが、寒かろうが…。

子ども達が考えていたのは、
ただ歩くということだけ。
思っていていたのは、
ゴールしたいという気持ちだけ。

目標がわかるとね、子どもは大人以上に頑張れるものなんですよ。
大人の役割はね、目標を見つけさせてあげること、
後は見守ってあげることなんですね。

私、今回も勉強になりました。

この前、ある原稿書いていてね
「援助する」という言葉を英語に訳す時、考えてしまいました。
「Help」と「Support」の違い…。
雰囲気的に、違いは子どもが服を着るときで言うと、
バンザイしている子どもに大人が着せてあげるのが「Help」
着替えをする子どもの前に服を並べてあげるのが「Support」
という感じでしょうか。

今回のチャレンジウォークでは
大人は見事なほど役立たずを演じ、
言うなれば「Support」に徹していました。

また、その役たたずをを演じていた優秀な大人達、
ゴールをして、子ども達よりも感動してしまって流した涙も
大雨のせいで、全身びしょぬれのゴールとなり、
子ども達にばれずにすんだのが何よりです。

空までSupportしてくれたチャレンジウォークでした。
*******************
今回のブログを読んで、
すこしでも「ふーん」と言ってしまった方、
もしくは思ってしまった方は
下記のブログランキングにご協力お願いします。
ここをクリックすると投票となります。
1人1日1回のクリックで、やまさんのやる気もアップします!!
同じカテゴリー(未分類)の記事画像
贈り物
ゴールの向こう側
でっ でかっ!
同じカテゴリー(未分類)の記事
 明日は大阪講演~♪ (2013-07-01 11:12)
 贈り物 (2009-04-15 19:07)
 ゴールの向こう側 (2009-04-09 16:45)
 でっ でかっ! (2009-02-25 17:53)
 こんな言葉いかがですか (2009-02-24 18:16)
 やまさんのおすすめ (2009-02-10 22:52)

Posted by やまさん at 16:03│Comments(3)未分類
この記事へのコメント

TITLE: お疲れ様でした
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
リタイアなしはすばらしい!!
スタッフの姿勢もすばらしい!!!
あの式典のあと「つじP」に連絡したら
喜んでました!
とにかくお疲れ様でした
Posted by ホクトマン at 2006年04月04日 12:10

TITLE: 意識していても・・・
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
役立たずの大人って難しいですね。役立たずでいようと意識していてもつい,子どもの役にたってしまいます。これって本当の意味で子どもの役にたっていないんでしょうね。子どもの可能性を奪い取っているんですから。あくまでも「Support」。
Posted by ぶーちゃん at 2006年04月05日 10:08

TITLE: NO SUBJECT
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
私もついつい転ばぬ先のつえを・・用意してしまいがちに。
リタイヤなし!すごいですね^^
子どもにはこんな経験どんどんしていってほしいな。
Posted by 親方の鬼嫁 at 2006年04月05日 23:18
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。