2011年04月02日

ひとつのチーム

チャレンジウォークをしながらも
私の元には災害支援活動の連絡が入ってくる。
今回は複雑な想いのチャレンジウォークであることには間違いないけど
チャレンジウォークでがんばる子どもたちからひとつ、教えてもらったことがある。


チャレンジウォークの参加者の子どもたちの意識は高く、
ゴールを目指すチカラも、
どんなゴールにしたいかという創造力も申し分ない。
自分たちで相談をし、時間やルールを自分たちで決めて歩いている。
大学生ボランティアたちの役割がどんどん奪われていっているほど。

そうなると大学生ボランティアたちの居場所がない。
何でも自分たちでやってしまう子どもたちを見つめながら
他に出来る事はないかと探りだした。
考えた挙句、
チャレンジウォーク隊の隊長であるえのちゃんの仕事を奪いだした。
子どもたちの前に立ち、
疲れたときには気持ちを奮い立たせ、
がんばった時には褒める。
いつの間にか子どもたちにつられて、
大学生たちの意識もどんどん高くなってきている。

次に居場所がなくなってきたのは、隊長のえのちゃん。
大学生たちに役割をとられ、嬉しいやら寂しいやら・・・。
そして、ついにえのちゃんは私やまさんの役割を奪いはじめた。
子どもたちの観察やフォローにケア、コースや宿泊の段取などなど。
今度は私が嬉しいやら寂しいやら。

ついに、私のポジションが危うい。


しかし、ここで考えた。  続きを読む

Posted by やまさん at 11:10Comments(3)