2012年09月23日

この夏の出来事 その②

8月8日
とうとう倒れてしまいました。
この夏の出来事 その②

前日まで何となく体調が悪かったのですが
「きっと大丈夫だろう」
と言い聞かせ
その日の講演先、三重県尾鷲市へ。

三重県で
一日目に尾鷲市、二日目に津市の2本巡業の予定でした。
しかし、一日目の講演を終えたあと、
椅子から立ちあがれない状況に。
極度の脱水症状と自覚は出来ていたので、
点滴だけ打ってもらおうと尾鷲市の病院へ。


そこではじめて
自分の認識が甘かったことがわかりました。

「緊急入院してください。
 最低5日間の入院が必要です」

次の日の講演はおろか、入院することに…。
病院では痛みの上に
悔しさで眠れず…。
もう「スイマセン」「ごめんなさい」しか言葉に出ず…。



翌日まで病院で付き添っていただいた
三重県のお仕事先の方に

暖かく私の仕事の穴をサポートしてくれた
事務所の仲間に

妊娠9ヶ月の体で
暖かく守ってくれた妻と家族に


でも、しばらくして
「スイマセン」や「ごめん」ではなく
私が本当に言わなくてはいけない言葉は
「ありがとう」だということかもしれないと感じはじめました。

今まで人に迷惑をかけることが
人としてダメだと思っていた私。
でも、お世話になることまでダメだと思っていた私もいました。
だからつい、感謝の言葉ではなく、謝罪の言葉が出てしまう。


なぜ、もっと今まで人を頼りにしなかったのだろう。
なぜ、もっと早く「ありがとう」と言う関係を築かなかったのだろう。
倒れる前に、迷惑をかける前に。

人に頼りにされることばかり考え
人を頼りにしていなかった私。


私がボランティアを語るなんて100年早いわ。
人に本当に頼ってもらう為には
まず自分が人を頼りにすること。

倒れて良かったとは
思いませんが、
私もまだまだということがわかった出来事でした。

Posted by やまさん at 19:33│Comments(0)
 
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