2009年08月24日

長期の無人島キャンプに行ってきました。
またまたいろんな感動エピソードが誕生したキャンプでしたが、
そのお話はまた次回するとして、


今日は別のお話。



子どもたちに何か支援できないかな。
キャンプや、遊びなら私たちもお手伝いできるんだけど・・・

と今回水害被害を受けた兵庫県佐用町の学校の先生方と
いろいろと相談していました。
そうしたら、

「金、土、日と休み中だけど学校に子どもたちを集めるので
 子どもたちと一緒に楽しく遊んでやってほしいな・・・」

との声が上がりました。
「よっしゃー まかせといてください!」
 と言いたいところだけど、そのとき私たち主要メンバーは自主事業のキャンプ中。
しかも、無人島にいましたから全く動けません。


そこで、うちのNPOの学生ボランティアのひとりに電話しました。

「行きたいのだけれど、私たちは行けないんだ・・・。
 代わりに行ってくれないかな?」
「任せといてください!」


その電話が木曜日の夕方でした。
しかし金曜日の朝には、4人の学生ボランティアが佐用町の学校の体育館で
子どもたちとドッチボールをしていたそうです。

土曜日にも4人、日曜日にはなんと7人の学生が急きょ出動していました。


相方の榎本さんと二人で無人島で我が町のように涙を流して喜びました。
特に、相方の榎本さんは遊びの出前指導で佐用町によく出かけています。
先生方も子どもたちもよく知っています。
だから、なんとしても力になりたかったのです。


「ありがとうなー。ほんま俺の分までがんばってくれて・・・」
終了後、その学生ボランティアに相方がお礼を言うと


「僕の住んでいる町や、
僕がお世話になった町が苦しんでいるとき、
また、僕の友達が住んでいる町や、
友達がお世話になった町が苦しんでいるときも、
僕も力になりたいと心から思います
だから、その時は一緒に力になってくださいね」



ボランティアの心って
相手が自分に身近な存在じゃないと
気持ちがわきにくいところがあるかもしれません。

でも、この学生ボランティアの気持ちって
本当に純粋で、一番大切なものなのだと思いました。

この言葉を聞いて、相方とまた泣きました。
絆

Posted by やまさん at 17:32│Comments(1)
この記事へのコメント
先日は、お世話になりました。
キャンプお疲れ様でした。

もし私が学生の頃、この学生の方々と同じような状況になったとしたら、私ならどう行動していただろうか・・・と考えました。

今では、学生の頃にも増して何事に対しても頭でっかちで、足が重く、何も行動ができない自分がいることに気付きました。
そして、がっちりと型にはまった考えや行動しかできない自分にも気付きました。
したくないと思っていた生き方をしている自分に気がつきました。

でも、まだ私にもできること、すべきことがあるはずですよね。
小さなことかも知れませんが、少し行動してみようと思います。

ブログを拝見し、そんな思いを抱くことができました。
何だか重い内容になってしまいましたが、有難うございました。
Posted by あーちゃん at 2009年08月24日 18:14
 
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