連載中の“挑戦の軌跡　第3弾”の前に…
ちょっとひとやすみで今日はちょっと違うおはなし。

今度、この夏の夏休みにも
ある挑戦の子どもたちのプログラムを企画しています。
またもや相方えのちゃんと組んで計画してます。
　　「兵庫県で一番過酷だけど一番楽しくて、
　　　　一番子どもたちのためになるキャンプをつくろう」

その合言葉でスタートしたその名も
　「チャレンジアイランド２００８」

しかし、企画段階で、16年組んでいる私たちコンビにも亀裂???
「おまえの言っている意味がわからん！」


「もっと、挑戦しないと意味がない！」


なんて言い合いもしばしば…。

まあ、私たちのケンカは今に始まったことではありません。
学生時代はどつきあいもしたし、
最近でも、しばらく口きかないこともあるし…。
でも、いつもお互い「モノの見方」が違うんだと納得して終わるんです。


今回も「モノの見方」が違っているとわかっているとは言え
結構もめました。
もめて納得、もめて納得、その繰り返し。
そして、想像以上のすごいモノが出来上がりました。



はっきり言って、
今回の「チャレンジアイランド２００８」はスゴイ！
私たちが言うんだから間違いないです。ハイ。
えのちゃんも私も満足の逸品です。ハイ。
詳細はまたお知らせしますね。ハイ。


さてさて、モノの見方が違う人が近くにいて
とことんまで話あえるのはなかなかいいもんです。

見方が違う人がいても、話しあう機会がなかったり
見方が似ている人しか自分の周りに寄ってこなかったりなんてね。
私は幸せ者かもしれません。



えのちゃんと私は、大きな木の下に二人で立っています。
高校野球のテレビCMに流れる
「このぉ木　なんの木　気になる　気になる〜」
に出てくるような、
それはそれは大きな木の下に立っています。

木の幹のすぐそばではなく、
木の陰の中にはちゃんと入っていますが、
手を伸ばしても葉や枝に届くわけでもない、
そんな場所で二人は木を眺めています。

「この木ってどんな木だろう」
二人は会話することもなく、同時にそんなことを想いました。
そして歩きだしました。


えのちゃんは幹にどんどん近づいていきます。
幹にたどり着くと、サルのように登りだし、
葉の色や、芽の形、花の香りを観察し始めました。

私はというと幹からどんどん離れていきます。
しばらく進んだところで、振り返って地面に座りこみ、木を眺めはじめました。
そこは、木の全体を見渡せる場所。
座り込んで、木の全体像や風景、環境、人との関わりを観察しています。


えのちゃんと私の「モノの見方」の違いはこんな感じでしょうか。

ちなみに、今は
土の栄養分を分析する人に、情報を集めて絵にしてくれる人、
いろんな長さを測る人に、指示をだしてくれる人。
ただ単に木で楽しむ人まで…。
いろんな仲間が増えました。

先日、生涯学習サポート兵庫の職員やリーダーが集まった総会で
こんなこと考えてました。
だって、5年前ではそんなに仲間いなかったもん。
ほんとたくさんの仲間が集まるようになりました。
みんなそれぞれに役割がある。


そんな仲間で作り上げる「チャレンジアイランド２００８」
本当にオススメです。ハイ。