忙しいゴールデンウイークでした。
半分はもちろんお仕事。半分はプライベートで。


昨日の夜、つまりゴールデンウイークの最終夜に
高校時代からの友人に会いました。
数少ない親友の一人です。



ちょうど半年前に私が結婚したのは
このブログでも書いたと思いますが、
その親友はその際、披露宴にも出席してくれたばかりか、
新生活のの準備をいろいろと手伝ってくれました。


私が無理を言ったときにも
嫌な顔ひとつせずに、手を貸してくれました。


そんな親友が、昨日の夜
私にある告白をしました。

「実は俺、離婚したんよ」


衝撃的な告白でした。
結婚して、子どもも出来、
幸せな家庭を築いているものだと思っていた親友が
離婚していたのです。

しかも数ヶ月前に。

そして「離婚」ということが決まっていたのはもっと前からのようです。
ちょうど私の結婚の頃･･･。
私は思わず言ってしまいました。



「どうして言ってくれへんかったんや」



ゆっくり考えたら、親友の立場になって考えたらわかります。
でも、その時は、思わずそう言ってしまったんです。

そうですよね。
結婚しようとしている友人にはなかなか言えませんよね。



「お前だけにはよう言えなかったんや」



そう答えられてしまいました。
親友の優しい気持ちを考えずに言ってしまった自分の言葉。
情けないやら、申し訳ないやら。


でも、彼のすごいところは
これだけではありません。


実は、彼は私だけではなく、学生時代の友人全員に黙っていたのです。
披露宴で、２次会で
当時の仲間が多く集まる中も、


私にだけ黙ること、
他の友人に話してしまうことでめでたい席に水をさしてしまうこと
を考えて、
昨日の夜まで半年間
誰にも話していなかったのです。



自分の子どもと会えなくなること、一人の生活が始まること･･･
きっと、友人に聞いて欲しい気持ちもあったでしょうに。




彼の精一杯の優しさにふれた気がしました。




告白の夜も、
特に自分の優しさをアピールするわけでもなく、
堰を切ったように
自分の気持ちを話す親友の姿に胸を打ちました。




私は彼にどんな優しさができるのだろう･･･