2006年03月31日

何もするな

いやー。びっくりしました。
前回の記事を書いたら、順位が上がって
私のテンションもうなぎ上りです。
がんばりますよ。
私、誉められて伸びる子なんです。

冗談はさておき
昨日、兵庫県但馬地方は
季節はずれの大雪。
ただいま私の仲間達は
兵庫県徒歩縦断という「チャレンジウォーク」の真っ最中です。

昨日は私も支援部隊で但馬は朝来市に行っていました。
06-03-31_08-23.jpg

「チャレンジウォーク」というのは
兵庫県を瀬戸内海から日本海まで徒歩で縦断する。
それだけのイベントなんです。

参加者は小学4年生〜中学生18人と10人の大人。
5泊6日かけて歩きます。
ちょうど今真っ最中。うまくいけば4月2日にゴールです。
宿泊は公民館など。荷物はリアカーで運び、
食事はスーパーの惣菜やお弁当を子どもが自分のお金で買います。
子どもにとっては大冒険の旅なんです。


うーん、初めて読む人は想像しにくいだろうなあ。
この説明では。
なんと言えばわかってもらえるだろう。
うーん
映画「スタンド・バイ・ミー」
に出てくる子ども達の家出と言えばわかってもらえるでしょうか。


「大人は何もしてはいけない」
これがこの冒険の掟。だって子ども達の冒険の旅なんですから。
昨日の夜の大人のミーティングで出たテーマは
「指示してはいけない、手伝ってはいけないは当たり前。
道を間違えた時、時間に遅れそうな時に、大人は顔にも出してはいけない」
子ども達は、言われなくても大人の顔色を見て行動しようとするんだって。

だから同行している大人の今日の表情は無表情。
もしくは子ども達と同じ顔をするらしいです。
同行している大人も大変です。


「スタンド・バイ・ミー」という映画、なぜか忘れられないってことないですか?
誰しも大なり小なり同じような経験をしたことがあるからでしょうか。

私は大阪の河内地方出身。
小学高学年の時でした。友達と二人、日曜日の早朝、
自転車で家を出て
とにかく道を北へ走りはじめました。
地図も持たず、道路の看板だけを頼りに
目的地に向けて走り続けました。

何時間かかったのかも、どこを走ったのかも覚えていません。
その友達の名前も覚えていません。

ただ覚えているのは、
帰った時の母親の呆れた顔と、
自転車好きの、名前は忘れた友達の顔。
そして、目的地に着けて、嬉しくて嬉しくて
何度も周囲を走り回った大阪城天守閣の光景です。

これが私の冒険の旅、
私にとっての「スタンド・バイ・ミー」だったのだと思います。
大人になって、家から大阪城までは約30kmあることを知りました。

皆さんもあるでしょう?
正直に言ってみて下さい。
距離や時間や、年齢は違えど、あなたにとっての冒険の旅が。

でも、今の子ども達はかわいそうですね。
世間でこれだけ悲惨な事件が起きていると
おちおち冒険の旅もできやしない。
もし行けても、帰ったら今の子ども達のお母ちゃん、
呆れ顔じゃあすまないだろうなあ。
激怒。いや警察まで出動してるかも。

さてさて、話を戻しまして
今回のチャレンジウォーク、冒険の旅。
雪の但馬、見知らぬ風景の中に
仲間とリアカーと、役にたたない大人達。
リタイヤも成功のひとつですが、
結末はどのようなことになりますやら。

続きは次号までのお楽しみ。
またのブログへのお越しを心よりお待ち申しております。



同行している大人は「見守る」ということの難しさを
毎晩語り合っているようです。
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Posted by やまさん at 17:51│Comments(0)未分類
 
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